解決事例:加害者の勤務先調査→損害賠償金の全額回収
ご相談内容
暴行被害に遭ったが、加害者側から損害賠償金の支払がないため、加害者側に然るべき損害賠償金(治療費、休業損害、慰謝料等)の支払を求めたいとのご相談
解決
まずは速やかに訴訟提起を行い、相手方欠席による勝訴判決を取得しました。その後、然るべき手続を経て相手方の財産調査を実施しましたが、預貯金等の財産を把握することが困難な状況でした。
そこで、相手方の勤務先を調べるために「第三者からの情報取得手続」を実施したところ、日本年金機構からの情報提供により相手方の勤務先が発覚したため、速やかに給料債権を差し押さえることとなりました(給料債権の差押え手続は、簡単に言いますと、損害賠償金等の全額を回収するまで、毎月、給料の手取り額の4分の1を回収する手続です。)。
その後、時間はかかりましたが、損害賠償金の全額を回収することができ、依頼者様に満足いただける結果となりました。
このように当事務所では債権回収業務も手掛けておりますので、お困りのことがございましたら、まずはお気軽にご相談をいただければと思います。
(弁護士 岸 祐司)