仮差押の活用事例 その1(50代男性・大阪市)

事例
2024.08.02

ご相談内容

居酒屋で、酔った他の客から暴行を受けて、歯が3本折れてしまいました。相手に慰謝料等を請求しておりますが、「無職で、お金がない」と言って支払に応じようとしません。相手から回収する方法はありますか?

解決

相手の住所等を頼りに、相手の資産を調べた結果、相手が無担保の不動産を所有していることが分かりました。そこで、訴訟を提起する前に、相手の不動産を仮に差し押さえて、資産の保全を行いました。その後、訴訟を提起し、当方が仮差押を取り下げることを条件に、相手が約800万円の賠償金を支払うという和解に至りました。訴訟提起前に仮差押で相手の資産を保全することは、ときとして絶大な効果があります。

(弁護士 笹谷 竜二)

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